インプラント義歯の固定式と着脱式の違いについて

現在義歯を使用中でインプラン卜治療を検討されている方へ。
インプラン卜で支える義歯には大きく分けて二つの方法があります。固定式のボーンアンカードブリッジと着脱式のオーバーデンチャーがあり、それぞれ利点欠点がありますので治療法を選択する場合の参考にして下さい。

オーバーデンチャー
(着脱式義歯)
ボーンアンカードブリッジ
(固定式義歯)
利点
  • 清掃がしやすい。介助者でも容易に清掃できる。
  • インプラント最小2本で支えることができるため費用は固定式より安価。
  • 口元のハリ、ボリュームを回復できる。
  • 硬いものなど食べられるものが増える。
  • はずれる心配をせずにお話しできる。
  • 修理しやすい。
  • 入れ歯安定剤がいらない。
  • 噛む力が大きく回復できる。
  • 外形が天然の歯の形態に近いため違和感が少ない。口の中になじみやすい。
  • 清掃は天然の歯と同様に行う。
  • 固定式であるため、入れ歯のコンプレックスを解消できる。
欠点
  • 総入れ歯の形態であるため入れ歯に慣れていないと違和感がある。
  • 清掃の際は入れ歯を外す必要がある。
  • ゴマなどの小さな食品がはさまって痛みが出ることがある。
  • インプラント4~6本程度必要なので、オーパーデンチャーより高額になる。
  • 磨き残す部分がでるので、定期的なメンテナンス、クリーニングが必要になる。

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