歯科医院で行うお口のクリーニング

●着色
『茶しぶ』や『たばこのヤニ』などの着色は、毎日の汚れが取れずに積み重なってついたものです。着色することにより、歯の表面に凹凸ができ、プラークがつきやすくなります。見た目にも悪く、口臭の原因にもなります。

●プラーク（歯垢）
口の中の細菌が食べカスなどをえさにして繁殖した白っぽいかゆ状のものをプラークといいます。最近ではバイオフィルムとも言われています。プラークは、むし歯や歯周病、また口臭の原因にもなります。

●歯石
長期間口の中にプラークが滞留することにより、プラークは固まって歯石になります。歯石になると歯ブラシで磨いても取れません。歯石は歯の表面にでこぼことつき、その上にまたプラークや着色がついてしまいます。

●そこで…PMTC
（Professional Mechanical ToothCleaning）
ブラッシングでも取ることができない着色や歯石でも、専門家が器具・材料を使用してプラークコントロールを行えば（PMTC）、簡単に美しい歯がよみがえります。また、歯茎の炎症もとれて見た目だけでなく歯周病（歯槽のうろう）の予防もできます。
今までは、研磨剤を使用して機械でがりがり磨いていて、音や振動が不快でした。
しかし最近では、スイス製の歯面清掃器を使って、パウダーをエアーで吹き付けて着色やプラークを簡単に取り除く、クリーニングシステムが注目を集めています。