小児矯正について
子どもの頃に行う矯正治療には
多くのメリットがあります
大人になってから矯正治療を行うよりも、子どもの頃の方が効率よく歯並びを整えることができます。そのうえ、抜歯しなくてよい可能性が高まる、舌の正しい位置や唇を閉じる習慣などが身に付くなど、小児矯正には歯並び改善以外にもメリットがたくさんあります。当院は各年代の口腔状態に適した治療に対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
TROUBLE こんな場合はご相談ください
- 小児矯正を考えている
- 噛み合わせが悪い
- 乳歯の歯並びが悪い
- 受け口である
- 顎が小さい
- 舌の位置を矯正したい
- 出っ歯が目立つ
- 抜歯しない矯正を希望する
当院の小児矯正
気になる受け口の治療は
8歳までに終わらせましょう
受け口(反対咬合)とは、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、見た目だけでなく噛み合わせやお口の機能に影響を与えます。受け口を放置してしまうと、大人になった際により悪化して手術を行う可能性もあります。そこで、当院では受け口の治療を遅くとも8歳までの早い段階でスタートするようおすすめしています。早期に治療を始めることで、負担を抑えつつ、成長過程に合わせた適切なアプローチが可能となり、矯正治療がスムーズに進みます。
お子さんの発育を考えた治療
先端設備を用いた精密検査や
MFT
無料相談などに対応しています
当院にお越しいただくお子さんがリラックスして過ごせるよう、院内には子どもが楽しく遊べる専用キッズスペースを設けております。治療前や治療後の待ち時間など、楽しく過ごせる環境になっておりますので、お子さん連れのかたも安心してご来院ください。
実績豊富な
インビザラインプラチナドクターが
矯正治療を担当いたします
マウスピースを用いた矯正治療に力を入れている当院では、2020年から現在まで200件以上の矯正症例実績を持っています。インビザラインの治療実績が多い歯科医師に贈られる、「インビザラインプラチナドクター」にも認定されております。豊富な臨床経験と知識を活かして、患者さんに適した治療をご提案させていただきます。
Ⅰ期治療とⅡ期治療について
小児矯正では、お子さんの年齢によって治療内容や使用する器具も異なります。一般的には永久歯が生えそろう12歳前後を境として、Ⅰ期治療とⅡ期治療に分けられています。
6歳~12歳 Ⅰ期治療
乳歯から永久歯に生え変わる時期は、Ⅰ期治療の適用となります。顎の成長を利用して顎を広げる治療器具を装着し、歯がきれいに並ぶための土台作りを主に行います。なお、本格的にⅠ期治療を始める6歳前後までは、予防矯正として3歳のお子さんからできるお口のトレーニングを行うことも可能です。
12歳~成人 Ⅱ期治療
乳歯が抜けて永久歯が生えそろった12歳頃以降に行う矯正は、Ⅱ期治療に分類されます。マウスピースを用いた治療、ワイヤーとブラケットを用いた治療など、成人矯正と同じ内容になります。歯に力をかけ続けて、少しずつ動かすことで歯並びを整えていきます。
装置の種類
ムーシールド(3歳~6歳)
就寝時に使用することで、受け口(反対咬合)矯正に効果のあるマウスピース型の装置です。3歳から使用でき、お口の中に入れることで舌や口の周りの筋肉のバランスを整えます。早期から治療を開始できるので、大人になった際に外科手術を回避できる可能性が高くなります。
プレオルソ(6歳~12歳)
柔らかいプラスチック素材でできた機能的マウスピース矯正装置であり、小児矯正のⅠ期治療で用いられます。就寝時と日中数時間装着することで、口腔周りの筋肉のバランスを整えて、歯並びや噛み合わせにとって良い影響を与えます。お口ポカン対策や舌の位置を正しく矯正する効果も期待できます。
マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)(9歳~)
無色透明のマウスピースを装着して歯並びを整える方法であり、永久歯が生えそろった後に行うためⅡ期治療に分類されます。当院では、全世界で多くの臨床実績を持つインビザラインシリーズを導入しております。精密検査と合わせて患者さんの口腔内データをしっかり取得し、質の高いマウスピース矯正をご提供いたします。
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)は
薬機法の対象外です
01 未承認医療機器であること
インビザライン®は薬機法上対象外の医療機器です。
医療機器としての矯正装置に該当しないため薬機法上の承認を得ていません。
マウスピースに使用される材料そのものは薬事承認されておりますので、安全にご使用いただけます。
02 国内の承認医薬機器等の有無
マウスピース型矯正装置はインビザライン®の他にもさまざまな種類があります。その中には、条件を満たして薬事承認されているマウスピース型矯正装置も国内でいくつか存在しています。
03 諸外国における安全性等に係る情報
1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。
これまで1,500万人以上の患者さんに使用されておりますが、重篤な副作用の報告はありません。
04 入手経路等
インビザライン®は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。
当院はインビザラインを用いた治療システムを、アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
05 医薬品副作用被害救済制度について
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
治療の流れ
01 無料矯正相談
症例経験豊富な歯科医師が、無料相談に対応させていただきます。相談の際には、口腔内チェックやカウンセリングも合わせて実施いたします。
02 精密検査
口腔内スキャナーや歯科用CTなどの先端設備を用いて、口腔内のデータ取りを行います。治療計画を作るために必須であり、精密な検査を実施いたします。
03 診断・治療計画
精密検査で取得したデータをもとに治療計画を作成して、患者さんへご説明いたします。丁寧にわかりやすくお伝えしますので、気になる点などありましたらお気軽にご質問ください。
04 治療開始
矯正用マウスピースの作製が完了しましたら、患者さんへお渡しして治療スタートです。治療期間中は毎日マウスピースを装着いただくとともに、定期的にご来院いただいて進捗を確認いたします。
05 経過観察
治療計画通りに歯の移動が終わりましたら、マウスピース矯正は完了です。治療後はリテーナーと呼ばれる保定装置を装着いただき、歯並びを固定していきます。
費用
料金表
初診カウンセリング | 無料 |
---|---|
検査・診断料・治療説明 | 10,000円 |
Ⅰ期治療 | 400,000円 |
Ⅱ期治療 | 300,000円 |
小児プレオルソ(受け口治療) | 50,000円 |
抜歯 | 5,000円 |
保定装置(マウスピース及びリテーナー)/3つセット ※最初の3つセットは無料 |
35,000円 |
保定装置(舌側につけるワイヤー型)/片顎 ※1回目は無料 |
10,000円 |
お支払方法
当院では、下記のお支払方法が可能です。
VISA/JCB/Mastercard/など
※ご入金を確認後、
矯正装置の発注・作製を行います。
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さんの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・稀に歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。